グループディスカッション(GD)のコツと対策

グループディスカッション(GD)のコツと対策
GDのさまざまな種類:グループディスカッションには、討議メンバーが協力して意見を出し合いながら、ある問題についてメンバーとしての結論を出すという基本形以外にもいくつかの種類がある。

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GDのさまざまな種類

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討議メンバーの皆さん、こんにちは。
GDコンサルタントG.D.佐藤(ジー・ディー・さとう)です。

グループディスカッションにはいくつかの種類がある。

基本形は、討議メンバーが協力して意見を出し合いながら、ある問題についてメンバーとしての結論を出すというものである。これを便宜的に「問題解決型」と名付けよう。

問題解決型のグループディスカッションでは、ある商品・サービスの売上をあげるための方法を考える、とか、ある組織が抱える問題について解決策を考える、といったテーマが与えられる。そのテーマについてメンバー全員で議論するのである。

え? もっと刺激的なグループディスカッションをしたいって?

ありきたりのグループディスカッションでは面白くない、という君には、「ミッション付与型」のグループディスカッションをオススメする。これは討議メンバー一人ひとりにあるミッションを持つ役割が付与され、そのミッションを達成することを目的として、他の討議メンバーとディスカッションを行うというものである。

例えば、討議メンバーが6人いたとする。6人の討議メンバー一人ひとりに「自分の部下をあるプロジェクトのリーダーに推薦したい上司」の役割が与えられる。

討議メンバーは、全員が自分の部下がプロジェクト・リーダーのポジションをゲットできるよう他のメンバーを説得しなければならない。と同時に、グループ全員の合意の下で、制限時間内に一つの結論を出さなければならない。つまり、6人の討議メンバーが推薦する部下のうち、誰か一人をプロジェクト・リーダーに選ぶという結論を全員合意の上で示さなければならない。

もちろん、討議メンバー全員は自分の部下を推薦したいと思って議論する。しかし全員が妥協せず自分の目的のみを追求すれば、制限時間内に結論を出すというグループ全員に与えられた目的を達成することが難しくなる。討議メンバーは、あくまで自己主張を貫くか、あるいはどこかで妥協するか、という葛藤に直面することになる。ちょっと意地悪な設計である。

え? この程度じゃ全然物足りないって?

そんな君には「ディベート型」をオススメしよう。
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