グループディスカッション(GD)のコツと対策

グループディスカッション(GD)のコツと対策
GDの設計とゴール設定:より良質な結論を導き出すためにも、グループディスカッションのゴールを討議メンバー間でしっかりと共有し、効率的に討議を進めよう。

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GDの設計とゴール設定

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討議メンバーの皆さん、こんにちは。
GDコンサルタントG.D.佐藤(ジー・ディー・さとう)です。

今回は、昇進・昇格試験や自己啓発目的で行われるグループディスカッションの進め方について説明しておこう。

といっても、基本的にグループディスカッションは自由討論形式なので、進め方にこれといった正解は存在しない。

誰かが司会役をやろうがやるまいが、どっちでもいいし、
制限時間内に結論が出ようが出まいが、どっちでもいいし、
討議中にKOされたメンバーが、10カウントで起き上がろうが起き上がらまいが、どっちでもいいのだ。

とはいえ、

「概ねこういう進め方が望ましいよね」

といういくつかのポイントはあるにはある。

たとえば、「討議の設計」

討議が始まって、いきなり自分の意見を延々と語り出す人がいる。
負けじと、他の討議メンバーも順次自分の考えを開示していく。

この流れは、グループディスカッションとしてあまりよろしくない。
計画性に欠けるからだ。

グループディスカッションには制限時間がある。
限られた時間の中でグループとして、何らかの結論を出さなければならない。

より良質な結論を導き出すためにも、討議を効率よく進めることが求められる。
そのためには、メンバー同士で、討議をどのような手順で進めるかについて話し合う必要があるだろう。

その前提として、「ゴール設定」が重要になる。
グループディスカッションが終了した時点で、どのような状況になっていればいいのかを討議メンバー間で共有しておくことが大切だ。

そのゴールに向けて、逆算しながら話し合いの手順を組み立てるのである。
ざっくりで構わないから、課題の中身の話し合いを始める前に、まずは討議全体の設計を行ってほしい。

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